こんにちは。
α6000シリーズっていっぱいあって、「どれが最新なのか」「どんな違いがあるのか」がわかりづらいですよね。
今回はα6000、α6100、α6300、α6400、α6500、α6600 の発売順と機能差を見てどのモデルがオススメなのかを見ていきたいと思います。
1.α6000シリーズの発売順
α6000シリーズは2021年1月現在で6機種発売されています。
単純に数値が高い順に最新というわけでないので、これから買おうとしている方にはややこしいです…
まずは発売順を見ていきましょう。
1-1.α6000(2014年3月14日)
1-2.α6300(2016年3月11日)
1-3.α6500(2016年12月2日)
1-4.α6400(2019年2月22日)
1-5.α6100、α6600(2019年10月25日)
1-1.α6000(2014年3月14日)
α6000シリーズで一番はじめに発売されたモデルです。
次に発売されたα6300よりも2年ほど早く発売されています。
α6000は搭載されているセンサーが古いため、他のモデルよりも高感度に弱くノイズが乗りやすい点やオートフォーカスの弱さなどが目立ちます。
1-2.α6300(2016年3月11日)
α6000シリーズ2つ目に発売されたモデルです。
個人的な印象ですが、これから写真メインで始められる方が中古で買う場合に最も選ばれているモデルかと思います。
コストパフォーマンスの良さや必要十分な機能が詰め込まれているため、現在でも人気のモデルです。
1-3.α6500(2016年12月2日)
α6300の発売から約9ヶ月で発売されたモデルです。
ボディ内手振れ補正や動画撮影に特化した機能の追加などで、1台で本格的な写真と動画を両方撮りたいという方向けに発売されたモデルですが、発売当時は15万円という価格設定となっていたため機能差を差し引いてもα6300を選ぶ方が多かったです。
1-4.α6400(2019年2月22日)
α6000シリーズの革命児的存在でα6500の発売から約2年ほどして発売されたモデルです。
モニターが反転するバリアングル液晶が採用され、写真撮影はもちろん動画撮影に特化された作りになっており、Vlogや自撮りをする方をはじめ、これからカメラを始める方にも人気となったカメラです。
ボディ内手振れ補正機能が付いていないため、価格が11万円ほどと抑えられています。
1-5.α6100、α6600(2019年10月25日)
α6100は動画機能を削減してコストを抑えたα6400といった印象です。写真をメインにやられる方にはコストも抑えられて良いかもしれませんが、1,2万円ほど追加してα6400を買った方がいいような…といった微妙な立ち位置のカメラです。(正直)
α6600はボディ内手振れ補正機能とバッテリーの持ちを良くしたα6400といった印象です。
バッテリーが少々大きくなったことでグリップ部が他のα6000シリーズよりも出っ張っています。
本格的に動画を撮るのであれば良いかと思います。ただ新品価格が16万円ほどとあまりに高いため、フルサイズのα7Ⅲを買った方が良いのでは…などという意見がよく散見されました。
2.α6000シリーズの機能差と違い
簡単にα6000シリーズの機能差についてみてみましょう。
2-1.センサー
2-2.動画
2-3.ボディ内手振れ補正
2-4.自撮り(液晶タイプ)
2-5.重さ
2-6.バッテリー
2-1.センサー
画質や高感度性能は基本的に搭載されているセンサーと映像エンジンによって決まります。
α6000シリーズはBIONZ Xエンジンが搭載されています。世代によってバージョンが違うようです。
BIONZ Xエンジン
・α6000(第一世代)
・α6300、α6500(第二世代)
・α6100、α6400、α6600(第三世代)
搭載センサー
・α6000(Exmor APS HD CMOSセンサー)
・α6100、α6300、α6400、α6500、α6600(Exmor CMOSセンサー)
2-2.動画機能
フレームレート
・α6100、α6400、α6500、α6600(4K30pまで対応)
・α6000、α6300(FHD60pまで対応)
ピクチャープロファイル
・α6400、α6600(S-Log2、S-Log3、4K HDR(HLG))
・α6500(S-Log2、S-Log3)
・α6000、α6100、α6300(なし)
リアルタイムトラッキングAF
・α6100、α6400、α6600(あり)
・α6000、α6300、α6500(なし)
2-3.ボディ内手振れ補正
ボディ内手振れ補正
・α6500、α6600(あり)
・α6000、α6100、α6300、α6400(なし)
2-4.自撮り(液晶タイプ)
バリアングル液晶
・α6100、α6400、α6600(自撮り◎)
チルト液晶
・α6000、α6300、α6500(自撮り×)
2-5.重さ(本体のみ)
カメラ本体の重さ
・α6000(約285g)
・α6100(約352g)
・α6300(約361g)
・α6400(約359g)
・α6500(約410g)
・α6600(約418g)
2-6.バッテリー性能
α6600のみ新型バッテリーが搭載され電池持ちが良くなっています。
NP-FW50
・α6000、α6100、α6300、α6400、α6500
NP-FZ100
・α6600
3.中古だと何円くらいで買える?
各シリーズ中古市場ではどれくらいで買えるのかざっくりまとめました。
今回はレンズ無しのボディのみでカメラのキタムラさんの安い順で見ていきたいと思います。
3-1.α6000(約3万円)
3-2.α6300(約5万円)
3-3.α6500(約6.5万円)
3-4.α6100(約7万円)
3-5.α6400(約8万円)
3-6.α6600(約11万円)
3-1.α6000(約3万円)
α6000 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6000は2021年1月現在で約3万円ほどあれば購入できるようです。
気軽に写真を撮りたい、予算はこれくらいという場合には良いのではないでしょうか。
3-2.α6300(約5万円)
α6300 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6300は約5万円ほどで購入できるようです。
はじめてのカメラとしては手頃な価格でお得な印象です。
3-3.α6500(約6.5万円)
α6500 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6500は値幅はありますが、安い場合で約65000円~70000円ほどで購入できるようです。
中古市場も潤っているので商品の状態と値段を見て購入できます。
3-4.α6100(約7万円)
α6100 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6100は立ち位置が微妙なモデルなこともあり中古市場があまり潤っていないようです。
最安で約7万円ほどで購入できるようです。
3-5.α6400(約8万円)
α6400 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6400は約8万円ほどで購入できるようです。
個人的にはα6500かα6100を中古で買うなら機能的にもコッチを選んだ方が良い気がします。
3-6.α6600(約11万円)
α6600 カメラのキタムラ中古価格(安い順)
α6600は他モデルから見るとどうしても高いですね。
中古市場は潤っているようなので、売れたモデルですが買い替えた人も多いのではないのでしょうか。
4.どのモデルを買えば良い?
購入を検討されている方向けに、パターン別におすすめのモデルをまとめました。
※個人的な見解になります。
4-1.写真も動画もオールラウンドに使いたい(α6400)
4-2.コスパを重視しつつしっかり写真を撮りたい(α6300)
4-3.お散歩用に気軽に持ち歩きたい(α6000、α6300)
4-1.写真も動画もオールラウンドに使いたい(α6400)
やはりオールラウンドに使えるのはα6400かと思います。
値段、性能、機能を比較した場合に最も使いやすいのはα6400です。
旅行やスナップ、風景撮影、動画撮影まで器用にこなせるカメラなので、オールラウンドに使いたいという方にオススメです。
4-2.コスパを重視しつつしっかり写真を撮りたい(α6300)
写真撮影をメインにする場合には良い選択肢になるのではないでしょうか。
中古市場で約5万円で購入出来ることや、搭載されているセンサーや基本性能などは最新のモデルと大きな差などは無いので、仕上がってくる写真は高品質なモノとなります。
予算や欲しい機能に合わせてα6400やα6500へのグレードアップも検討すると買いやすくなるかと思います。
4-3.お散歩用に気軽に持ち歩きたい(α6000、α6300)
あんまり高価なモノを持ち歩くのはちょっと不安ですし、ある程度ちゃんとした写真が撮れれば良いかなということでα6000とα6300を選びました。
単焦点レンズやコンパクトなズームレンズも買うことを考えるとやはり本体の価格は抑えておきたいところなので、この2モデルに絞らせていただきました。
価格や機能的な面を考えるとα6000、α6300、α6400が選択肢として出てきやすいかなといった見解になりました。
ちなみに私はフルサイズ機をメイン、サブ機にα6400、お散歩用にα6000を使用しています。
今回はα6000シリーズについて、発売日や主な機能の違いなどを紹介させていただきました。
個人的な見解も含めているので、この情報だけを鵜呑みにせずに他の情報も参考にして、お役立ていただけると幸いです。
※本記事にはソニー公式「https://www.sony.jp」の画像を使用させていただいてます。