はじめてのギター選び、何を選んでいいのか悩んでいませんか?
この記事では、はじめてのエレキギターで抑えておくと良いポイントを紹介します!
1.ネットで買っても大丈夫?
ネットより楽器屋さんが良い
ギターを弾けないのに楽器屋さんへ行くのは
すごく勇気がいりますよね。
だからといってネットで買うのも不安ではないでしょうか?
結論から言うと、楽器屋さんで「見て」「触って」買うことがベストです!!
一切弾けなくてもあらかじめ知識をつけておくことで失敗しないギターを
選ぶことができます!!
1-1.実物を見て触れる
1-2.メンテナンス料金が安くなる
1-1.実物を見て触れる
エレキギターは1つ1つ個体差があります。
同じメーカーの同じ機種でも「模様」や「音」が大きく変わります。
ネットで買うと「模様が違う」「傷がついている」などの問題が発生します。
楽器屋さんへ行けばギターを触ったことが無い人でもこのような問題を
見つけることができます。
エレキギターの音は「シェイプ」や「ピックアップの種類」というものを
知ったうえで実際に音を出してみると違いがわかると思います。
1-2.メンテナンス料金が安くなる
楽器屋さんでギターを買うと、
メンテナンス代が無料・割引といったサービスを受けることができます。
ギターは湿気や乾燥によって
「木材が曲がる」,「金属パーツが錆びる」などの問題が発生します。
メンテナンスをしないと次のような問題が出てきます。
「音程が変わる」
「弦の高さが変わって弾きづらい」
「音が出なくなる」
楽器屋さんで買うと、メンテナンスを定期的に安く受けることができます。
しかし!!
楽器屋さんはネットよりも、多少値段が高く販売されています。
「実物を触って確認できる」,「メンテナンス保証」の分だけ
値段が上がると考えていただければと思います。
2.1万円のエレキギターはダメなの?
はじめに1万円のギターはオススメできない
1万円のエレキギターは、「音」や「品質」があまり良くないものが多いです。
音や品質が良くないエレキギターで練習をすると、上達スピードが落ちます。
2-1.正しいフォームが身につかない
2-2.出したい音が出せない
2-1.正しいフォームが身につかない
安いギターは作りが粗く設計もあまいため、弾きづらいものが多いです。
弾きづらいと誤ったフォームで弾いてしまい癖になってしまいます。
誤ったフォームで練習をすると、上達スピードは確実に落ちます。
癖は一度ついたら治すことが困難なので、
初めから正しいフォームで練習することが重要になります。
2-2.出したい音が出せない
エレキギターでは必ず「出したい音を出せない」という壁にブチ当たります!
安いエレキギターでは「自分の出したい音を出すことは99%できない」です。
出したい音が出せないと...
「バンドや曲に合わせた時に違和感を感じる」
「録音をしても納得する音にならない」
「ギターが楽しくなくなる」
特に「ギターが楽しくなくなる」というのは上達スピードに最も影響します。
じゃあ何円のギターを買えばいいの?
約3万円のエレキギターから
エレキギターは約3万円から作りが丁寧になるものが多く種類も増えます。
はじめてエレキギターを買う際は、
約3万円のギターから検討してみることをオススメします!!
3.何を基準に選べば良いの?
エレキギターを選ぶ4つのポイント!!
3-1.エレキギターのシェイプ(形)
3-2.ピックアップ
3-3.好きなアーティスト
3-4.見た目
3-1.エレキギターのシェイプ(形)
エレキギターには様々なシェイプがあります。
シェイプが違うと「出せる音」が変わります。
大まかに言えば、「ジャズ」「ポップス」「ハードロック」など、
各ジャンルごとに向いたシェイプがあるのです!
詳しくは別の記事にて紹介します。
■ストラト
■レスポール
■テレキャスター
■セミアコースティック
■変形ギター
3-2.ピックアップ
エレキギターはピックアップという部品で音を拾いスピーカーへ出力します。
ピックアップには「シングルコイル」と「ハムバッカー」の2つの種類があり、
それぞれで音が違います。
シングルコイル
高音がハッキリしていて音粒が細かいです。
ジャンル:ポップス、ロックなど
ハムバッカ-
低音がくっきりしていて力強い音が出ます。
シングルコイル2個分の大きさです。
ジャンル:ハードロック、メタルなど
ジャンルによってシングルコイルのギターとハムバッカーのギターを
使い分けるのが一般的なので、好きなジャンルでどちらのピックアップが良く利用されているか
確認してみると良いでしょう。
3-3.好きなアーティスト
好きなアーティストはどんなギターを使っていますか?
そのアーティストの曲を弾きたいなら同じシェイプのギターをオススメします!
同じシェイプのギターを買えば、似たような音を出すことが可能です。
逆に言えば、シェイプが違えばその音を出すのはほぼ不可能だからです。
3-4.見た目
ここまで色々と説明をしましたが、なんだかんだ「見た目」が一番重要です!
最後は自分が良いと思ったエレキギターを選んでください。
もちろん今まで説明した点も加味した上でですが・・・
見た目が良いと欠点まで好きになってしまうんですよね不思議と...
4.悪いギターを見分けるにはどうすればいいの?
悪いギターを見分ける2つのポイント
4-1.弦の高さ
4-2.フレットの引っ掛かり(バリ)
4-1.弦の高さ
悪いギターは本体と弦に高い隙間ができている確率が高いです。
木材が曲がっていたり、管理状態が悪いことで起きる現象で、
とにかく弾きづらくギターの寿命も縮んでしまいます。
何本かギターを試奏すると、弦が「高い状態」「低い状態」の判断が
できると思います。
4-2.フレットの引っ掛かり(バリ)
ギターのネック部分を握って上下にスライドしたときに
鉄の部分(フレット)の先端にバリがあるかを確認してください。
製造段階での処理があまかったり、管理状態が悪いとバリが発生するため
ギターで選びで重要になるポイントとなります。
5.おすすめのエレキギターは?
1本だけでどんなジャンルにも対応できるギター
ジャンルを問わず
1本だけでどんなジャンルにも対応できるギターを紹介します!!
5-1.(3万円)YAMAHA ( ヤマハ ) / Pacifica112VMX
5-2.(5万円)Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / SE STANDARD 24
5-3.(6万円)YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIFM
5-1.(3万円)YAMAHA ( ヤマハ ) / Pacifica112VMX
このギターなんとハムバッカーとシングルコイルの切り替え(コイルタップ)機能がついています。 3万円で見た目も良くてコイルタップ機能がついてるのは他に無いと思います。
5-2.(5万円)Paul Reed Smith(PRS) ( ポールリードスミス ) / SE STANDARD 24
このギターにもコイルタップ機能がついていて色んなジャンルで利用可能です。
更にPRSは多くのプロが使っているギターで、
廉価モデルであるPRS SEも評判が良く見た目も最高です。
5-3.(6万円)YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIFM
3万円のモデルとの違いは「木材」と「パーツ類」です。
値は少々上がりますが、すべて高品質なものが採用されています。
プロも使用するほどの品質です。
6.ほかに注意することはある?
フロイドローズのギターは避けよう
ギターのこの部分の部品をブリッジと呼び、いくつかの種類があります。
フロイドローズと言われるタイプははじめは避けるべきです。
6-1.チューニングを変えるのが困難
6-2.弦交換が難しい
6-3.メンテナンスが難しい
6-1.チューニングを変えるのが困難
ギターは曲によってチューニングを変えなくてはいけません。
フロイドローズは構造上チューニングを変えることが難しくなっています。
6-2.弦交換が難しい
ギターの弦は必ず切れてしまいます。
弦交換をする際、フロイドローズ搭載のギターは特殊な張り方をするため、
自分で弦交換が難しくなっています。
6-3.メンテナンスが難しい
フロイドローズはチューニングが安定する代わりに、
非常に繊細な調整が必要です。この調整がとにかく難しいのです。
つまりフロイドローズは「ある程度ギターの調整に慣れた人」でないと
扱いが難しいので、はじめは避けた方が良いというわけです。
いかがだったでしょうか。
これからギターをはじめる方に少しでも良いギターをという思いでこの記事を作成しました。
今回ご紹介した点を少しでも頭に入れておいていただけると嬉しいです。