マルチエフェクターやアンプシミュレーターには
オーディオインターフェースが内蔵されているものが大半です。
オーディオインターフェースが内蔵されていると、
パソコンの音声出力や録音が可能なので非常に便利です。
今回はMOOERのGE150をオーディオインターフェースにして
ライン録音する方法を解説していきます。
1.必要な機材
必要な機材は以下の通りです。
1-1.MOOER GE150
1-2.USB A-MicroBケーブル
1-1.MOOER GE150
GE150本体が必要です。
1-2.USB A-MicroBケーブル
USB A-MicroBケーブルが必要です。
USB AはよくあるタイプのUSBの形状です。
もう片方(MicroB)はPS4のコントローラや、数世代前のAndroidなどの充電に使用されているケーブルです。
自宅に1本はあるかもしれないですね。
2.ASIO4ALLのインストール
録音をするためにはドライバが必要です。
「ASIO4ALL」はフリーのドライバです。
一般的な製品にはそれぞれ固有のドライバが用意されていますが、開発費などのコストが掛かかり製品自体の値段が高くなってしまいます。
GE150では様々なフリーのドライバ「ASIO4ALL」を利用することで開発費を削減しています。
そのため製品自体の値段も安くなっているわけです。
2-1.ASIO4ALLのダウンロード
2-2.ASIO4ALLのインストール
2-1.ASIO4ALLのダウンロード
1.コチラ からASIO4ALLをダウンロードします。
2-2.ASIO4ALLのインストール
1.「ASIO4ALL_x_xx_English.exe」をダブルクリックで実行します。
2.下記の画像のような流れでインストールを進めます。
以上でインストール作業は完了です。
3.録音をするための設定
「ASIO4ALL」のインストール完了後、初期設定をする必要があります。
3-1.ASIO4ALLの設定
3-2.DAW側での設定
3-1.ASIO4ALLの設定
1.スタートメニューから「ASIO4ALL v2 Off-Line Settings」を選択
2.「MOOER GE150 USB Audio」を選択
以上でASIO4ALLの設定は完了です。
3-2.DAW側での設定
CUBASEを例にDAW側の設定を解説します。
1.起動時に「ASIO4ALL v2」を選択してOKを選択
2.デバイスから「VSTコネクション(V)」を選択
3.「入力」タブの設定で、デバイスポートの「未接続」をクリックし、「MOOER GE 150 USB Audio1、Audio2」 を左と右に設定する
4.「出力」タブの設定で、デバイスポートの「未接続」をクリックし、「MOOER GE 150 USB Audio1、Audio2」 を左と右に設定する
以上を設定することで、録音が可能となります。
今回はGE150の録音設定について紹介しました。
安価でコンパクト、音も良くて最高の製品なので今後レビューなどしていきたいと思います。